温暖化の話をするときに必ず原因に挙げられる二酸化炭素。


温室効果ガスということで濃度が濃くなると
地球から宇宙へ放散される赤外線を吸収して大気の温度が上がると…
僕もそう認識しておりました。


平均気温などのデータもあり、温室効果自体はあるとは思いますが
北極や南極の氷が融けているという話にはちょっと考慮が必要だと。


一概に温室効果ガスが温暖化の原因であるというのは早計であるそうです。


こういった報道に過敏なのは
武田先生は日本人の理科の理解能力が低いせいだといいます。


報道と現象と整合性があるかどうかを自分で考えないと危険だとおっしゃってました。


物理の講義をしている先生が気温が上昇すると聞いた時
南極や北極の氷は増えるでしょって思ったそうです。


一般?の想像とは逆です。



なぜかというと。
それは物質の融解と気化の実験をすればわかると。

先生はアルミの話をされましたが
例えば水は固まると氷になりますよね。


物質が融解するには温度が変化して一定の温度に達した時から
融解が始まり、また一定の温度に達すると気化が始まりますよね。

水で言うと氷が解けるには温度は0℃以上になってからで
沸騰するのも100℃になってからです。
(気圧や部分的な変化はありますが)


南極や北極はマイナス40℃とかの世界ですから
数度の変化で氷は溶けない。

むしろ周囲の気温が上がって蒸発する海水から雲が出来て
雪を降らすために氷は増えるっていうのが物理的な考察だそうです。


京都議定書にアメリカが参加しなかったのは
単に理論的に合意できない部分が多かったからだとか。


しかも、温室効果ガスの削減で躍起になっているのはもはや日本のみだそうです。。。


諸外国はガスの削減よりも
経済的な効果から出来る範囲で削減していくぐらいの感じみたいで。


エネルギーは大事に。
生活は慎ましくが基本でしょうが
過度に反応して日本の経済が低迷すると周辺諸国が喜ぶだけで
国力の低下につながるような削減策はやらない方がいいというのが武田先生の持論のようでした。